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高校健康教育のつづき。


今回も妊婦体験してもらいました。結構盛り上がります。
健康教育11

こちら今回の教材。
健康教育12
前回の教材は私たち協力隊員がフェルトを使って作りました。
でも実はアッタプーではフェルトは売ってないのです。

今回は他の地域からもお客さんが来るということで、
アッタプーでもムリなく作れる範囲の教材を使おう

ということで、今回は紙に図を描いた教材を使用。

そして紙芝居。
話の内容は協力隊員が作成。
そして絵はワタクシChamuが描きました
どんな話かというと・・・

健康教育13
①ここに結婚したばかりの若い夫婦がいます。    
 夫はブンミー、妻はチャンパー。
 二人とも田植えをして暮らしています。


健康教育14
②妻のチャンパーは妊娠5か月。
 二人にとって初めての子供です。


健康教育15
③ある日ブンミーはどこかに出かけようとしています。
 でも家を出ようとしたその時・・・

紙芝居3
④いたたっ!突然チャンパーのお腹が痛み出しました。

紙芝居4
⑤さてブンミーは夫としてどんな言葉をかけたらいいでしょうか。
 みなさんがブンミーとチャンパーだったらどんな会話をしますか。

ここでグループに分かれてブンミーとチャンパーの会話を考えてもらいます。
健康教育16

そして発表。
健康教育19

生徒たちが考える会話は、
「オレが病院に連れてってやる」、「誰か呼んでくるから待ってろ」、「医者を連れてくるから」、
はたまた「オレは用事があるからお前一人で病院行ってこいよ」→「こんなに痛いのに一人で行けるわけないじゃない!」とか、いろいろです。
この会話には正解はありません(ここがラオ人にとってわかりにくいところ)。
でも妊婦さんを思いやるということが大切だよね、と話しつつ、

実はこの話には続きがあります、と紙芝居は続きます。

健康教育21       
⑥ブンミーはチャンパーを放って出かけてしまいました。  

健康教育22
⑦実はブンミーは遊び好き。
 友達と飲みに行ってしまったのです。


健康教育23       
⑦夜遅くにブンミーが帰ってくると、チャンパーのお腹の痛みはますますひどくなっていました。
 ブンミーは病院に行かなければと思いましたが、
 酔っ払っていたので明日の朝連れて行こうと思いました。


健康教育24
⑧でも朝起きたらチャンパーはすでに息絶えていました。
 原因は重労働をしたためにお腹の中で赤ちゃんが亡くなってしまい、
 そのままお腹の中に停滞したことでした。
 


という悲しい結末で終わります。

これはまったくの作り話ではありません。
今もラオスでは毎日2~3人の妊婦さんが亡くなっています。

ここでもう一度考えてみよう。
そもそもチャンパーのお腹が痛くなる前に、ブンミーはどうすべきだったのか。
と生徒に問いかけます。
健康教育25

「病院に妊婦健診に連れて行く」、「重労働をさせない」、
「たくさん休ませる」、「体にいいものを食べさせる」
などいろいろ挙げられました。


ここで伝えたいことは、母子の命を守るのにお父さんが大切な役割を果たしていること。
そして思いやりある行動について一人ひとりに自分の考えを持ってほしいこと。


そのあと避妊方法についての話をして健康教育は終わりました。


…つづく
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こちらアッタプーのティームガンスッカースクサー(健康教育チーム)

アッタプー健康教育チーム    

ちゃんと写せなかったけど、おそろいTシャツの裏はこんな感じ。
(協力隊員でビエンチャン市内清掃をやったときのTシャツ)
Tシャツ裏

先週木曜日、2回目の高校健康教育を実施

他地域の今後の健康教育の参考にしてもらおうと、
隣の県やアッタプー県内の他の郡からのお客さん(10数名)も招かれた

そんな中、今回は本当にラオ人だけで健康教育。

実は1回目の時は口は出さなかったものの、
教材を持ったり黒板に貼ったり、という作業は手伝った私たち協力隊員。

でも今回は本当に見てるだけ。

正直ラオ人だけでできると思ってなかった。
話の先を見越して必要な教材を用意したり、
自分が担当のところじゃなくてもちゃんと手伝ったり、
そういうことはムズカシイんじゃないか~!?と思ってました。

でもフタを開けてみたら…
私たち協力隊員が手出しするまでもなく、
ぜ~んぶ自分たちでやりきってくれました
しかも前回より良くなっていて

とてもうれしかったです

…つづく
今日も暑いラオス
でも水が出ない

最近の頻繁な断水。
下水道工事のせいか雨が少ないせいか…。
大量の汗をかいて帰ってきて、蛇口をひねって水が出ないのはとてもカナシイ
24時間出ないってことはまずないし、溜め水で水浴びはできますが。
蛇口ひねれば水が出る日本ってスゴイ



2日後に迫った高校健康教育(全2回中の1回目)。
授業後に生徒に回答してもらうアンケート。
正解・不正解がある問題ではなく、
健康教育を受けてどう感じたか、どう思ったかを聞く質問をしたいのですが、
それをラオ語にするのが難しい。

ラオ語で”フースック”という単語。
辞書では”感じる”と訳されている。
でもラオ人に言わせるとそれは”お腹すいた”とか”気持ち悪い”とか
もっと感覚的なことを表すらしく、
「”フースック”では生徒は理解できない」とのこと。

ラオ語で”カオチャイ”という単語。
辞書では”理解する・わかる”と訳されている。
私たち協力隊員としては知識を問う質問をしたいわけじゃないのでなんとなく抵抗感…。
でもラオ人と話した結果、
”カオチャイ”の単語に”感じる”みたいなニュアンスも若干入ってるのか?!
ということになり、今回は”カオチャイ”で質問してみることにしました。

こういう葛藤は日常茶飯事。
外国語には日本語の単語に1対1でぴったり当てはまるものはまずない。
だから面白いということもあるけど、
こういう場面ではほんとに手探りです。

加えて、
普段ラオスの学校では正解・不正解がはっきりしてる問題ばかりで、
どう感じたか・どう思ったか、自分の考えを答えさせる問題は少ない。
だからそもそもこういう質問をする意図を理解してもらいにくいのです。
生徒だけじゃなく、一緒に健康教育をやるラオ人スタッフにも。
正解はないって言っても、「何が正しい答えなの?」と聞かれます。
(ちゃんとわかってくれる人もいるけど)

さて、今回はどんな答えが出てくるかな
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